こんにちは!けい(@writtenbykei)です
ついに成均館大学付属の語学堂生活が終わりました。
韓国と日本を行ったり来たりして4年近く、語学堂に通うのも2回目だったので、韓国生活におけるつらいことや驚いたこと、楽しかったことも特にないまま。← 通常のテンションで4級を終えました。
それよりも今回初の多国籍クラスで。アイデンティティの違いや文化の違いでびっくりしたことがたくさん。(笑)
ホンデの語学堂時代は中国人と日本人しかいなかったので多国籍クラスではなかったし、もはや日本人同士でつるんでいたのであまり気にしたことはなかったのですが、今回はクラスにわたしひとりしか日本人がいなかったので慣れるまでがすごく大変でした。
語学堂に通ってすぐこの記事を書いたのですが、このとき本当に学校をやめようかと考えていて(笑)
実際討論にもならなかったですし、みんな同じレベルの4級なのに韓国語が通じなくてイライラしたことは山ほどあります!(笑)
いくら人数が多いからってスピーキングのテストをしないのはどうかと思うぞ。
いきなり名前を呼び捨てで呼ばれたり、初対面なのに너って言われたときには教科書投げたかったけど!←
ですが、根はいい子たちばかりなので最終的に仲良くなりすごく楽しかった成均館。
今となってはいい思い出です。(笑)
成均館大学の語学堂に通ってみて
成均館の語学堂に通うデメリット
- クラス分けテストでスピーキングのテストがないので自分の正確な実力がはかれない
- 同じクラスでもスピーキングのレベル差が激しいため討論などの授業が成り立たないときもある
- 教科書が無駄に多い
- 坂道がしんどい
- 大学側との連携が少ない(トウミ制度やトンアリがない)
成均館の語学堂に通うメリット
- 日本人が比較的少ない
- クラスが多国籍
- 1学期が2ヶ月で終わる
- 午後も授業があるから暇はしない
- 文法も会話も同じくらい力入れてる
その中でも特に良いと感じたのが日本人が少ないところですね。
わたしのクラスはわたししか日本人がいなかったので、授業で「日本はどうなの?」と聞かれることがよくあるのですが、その答えを独り占めできるという点ですね。喋り放題です。
ホンデの時はひとクラスにだいたい3、4人くらいいたのでわたしが答えなくても他の日本人が答えるっしょくらいだったし、なんとなく他の日本人の前で韓国語を話すのって恥ずかしいんですよ。わたしだけかな?
でも今回は1人だったので休み時間も先生か他の国の子たちと話すしかなかったし、そのおかげでつらいときもあったけど韓国語は伸びたかなと感じます。
その他 成均館の語学堂の補足
- 宿題は毎日ない
- 級によっては大学内の建物ではなく駅近くの別館で授業する
- 午後も授業があるので文法を習う数も多いのかと思いきや習う文法の数は他の語学堂と同じくらい
- 寄宿舎はない
- クラスの優秀賞の他に準優秀賞とムードメーカー賞もある
です。
個人的にホンデは正規学生との交流もあり距離が近い気がしましたが、ソンデはトウミ制度もないし(なにも言われてないので)、おそらく語学堂生はトンアリにも参加できないのでなんだか距離が遠い感じがしました。
しかもわたしは大学に行ったのは入学式だけですしね。他は駅近くの別館で授業をしていました。
ホンデよりも真面目な生徒が多い気がする
ホンデよりは真面目な生徒も多く(雨の日は遅刻するのはどこも同じですが)、先生と生徒との距離も近いような気もします。あくまでも個人的な意見ですが。(笑)
体験学習という課外授業みたいなものがあるのですが、ホンデのときは日本人と中国人はひとりだけであとはみんなサボりだったのですが(笑)来なかったのはフランス人の既婚者の方だけで他は全員参加ですごくびっくりしました。
そのことをソンデの中国人に言うと
ホンデは芸術系だし、まわりにクラブも多いからどちらかと言えば真面目に勉強したいというより、遊びたい人が多いんじゃない?
と。
そういえばわたしがホンデに通った理由もそれだったなあとしみじみ。←
期末テストについて
以前中間テストについて書きましたが、期末テストは個人的な意見だとちょっと難しかったかなと。
会話のテストは[お金][軍隊][健康][都市と田舎]の4つのテーマから2つランダムで選び、そのテーマにそって5分間話すというテストでした。
4級で習った文法を5個以上、語彙を10個以上使わないといけないので大変でしたねー。
でも終わったあとに先生がすごく褒めてくれて。
「あなた最初から韓国語が上手だったけどなんであなたが4級だったの?6級でもおかしくないわ。」と言ってくれて
「実は最初3級って言われたんです。レベルテスト망했다(悲惨だった)ので〜(笑)わたし書けないじゃないですか〜なのにスギしかないし。」と言うと
「ほr!3級?!말도안돼!!( 信じられない、言葉にならない)」と言っていただき。(笑)あーなんか安心した。と感じました。
わたしが韓国語の勉強をはじめて1年くらいなら4級でもそんなもんかな?くらいなのですが、もう3年くらい経つのでそれなりに話せないとおかしいというか、自分でも焦るんですよね。
この前の大学の面接でも「韓国語上手ですよ」と面接中に言ってくれて、お世辞だな(笑)(笑)くらいに捉えていたのですが、
面接が終わったあと教授二人がボソっと話している声が聞こえてきて、「あの子韓国語上手ですよね」「うん上手だった」と言っていただいて。(奇跡)
すごく嬉しかった瞬間でした。
最初の印象よりかは良くなったソンデの語学堂生活。
はじめて準優秀賞という賞もいただき(あんなにもノー勉だったのに)中国人フレンズもできたし、先生ともご飯に行ったり、、お?なんだか楽しいぞと思えるようになった頃には学期が終わってしまいました。
中国人フレンズに
「本当は最初から仲良くなりたいと思ってたの。でもあなたもそんなに話す方じゃないじゃない?だから体験学習の時がチャンスだと思ってぜったい仲良くなるぞ!って思ってたの。だからこうやって仲良くなれて嬉しい!」と言われたときには照れましたね。単純に嬉しかった。
人生ではじめてアメリカ人とかフランス人と話したし。多国籍だからこそ、だね。
ただわたしの場合何度か留学をしているので、既に現地に日本人の友だちもいた状態だったため何も思いませんでしたが、今思えばこれが最初の留学で知り合いがひとりもいない状態だとしんどかっただろうなと(笑)
わたしは留学してるんだから日本人とはつるまない!というタイプではなく
逆に海外で出会う日本人って貴重だし同じ韓国好きだと仲良くなるタイプなので。今回は同じクラスどころか日本人が少ない学校だったのでちょっと残念だったなあ。
そういう部分の切り替えというか、全くつるまないのもしんどいし、同じ人同士でつるみすぎるのもなんだかもったいない気もしますよね。難しいな。
でもわたしは今回の距離みたいに、”クラスに日本人はいないけど韓国に友だちはいる”くらいがちょうどいいかなあ、と感じました。
以上、かなり長くなりましたが成均館大学の語学堂を終えてでした!
帰国してこれからのことをたくさん考えようと思います(^ω^)
ではまた!